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幸せの国ブータン 和田義彦展
会場 :ギャラリーミヤハラ
会期 :2013年5月6日〜5月18日
12時〜6時30分(日曜休廊)最終日は4時まで
 

     

2011年3月12日〜4月3日 中国北京 三潴画廊(MIZUMA&ONE GALLERY)にて「和田義彦展 挽歌」が開催されました
Yoshihiko Wada Exhibition in Beijing China (Mizuma & One Gallery on Mar.12-,2011)


[ギャラリー外観]


オープニングパーティーはギャラリー庭で行なった。

 


[会場内展示風景]一階の大展示室・中二階の展示室・一階の小展示室がある。天井の高いコンクリート造りの大きな会場だ。
     

展覧会情報「和田義彦展 挽歌(ばんか)」

会期:2011年3月12日〜4月3日
後援:日本中国文化交流協会
会場:北京三潴画廊 「Mizuma & One Gallery」
これまで西洋を題材にしてきた和田が5年前から取り組みはじめた“東洋”。
その集大成ともいえる本展は、中国の夜を描いた『夜空の東国』『チャイナ』、アジア各地を旅した『チベット』『ホテルブルネイ』、そして東洋回帰のきっかけとなった2005年の大作『大陸の空』など見ごたえのある作品30余点を出品。
また、本展に向けて制作した未発表新作、テーマである森村誠一著『悪魔の飽食』への鎮魂絵画も出品される。

《本展カタログより抜粋》
「絵画の音楽化-和田北京での挑戦」
森村誠一(小説家)

和田義彦氏の作品が中国に進出する。
現代芸術の旗手として、若手画家に尊崇される三潴(みづま)画廊主が和田作品に着目して、北京に二年前オープンした三潴北京画廊展において、3月12日より22日間、和田作品の新作、大作が三十四点展示される。
和田作品については、すでに何度も言葉を尽くしているが、絵画を伝達媒体(メディア)としている表現を、言葉や文字に代えて表現しようとすることは極めて難しく、また邪道であるような気がする。だが、画才のない者が絵画をメディアにして和田作品を語ることはできない。私は言葉で語る和田作品にいつもコンプレックスをおぼえる。
和田作品の特徴は、まずパワーである。深い海のような色彩の堆積の底から満ちてくる潮のように、ひたひたと迫るパワーである。
次に、作品から問いかけてくる謎である。具象画であっても、想像力を刺激してやまない人間と人生の謎が、色彩の渦の底から問いかけてくる。作品を見ている者に答えを求めているわけではない。鑑賞者が勝手に謎を感じ取っているだけである。
優れた芸術作品は鑑賞者に問いかけてくる。特に和田作品には問いかけが多く、謎が深い。問いかけのない作品は芸術に伴うパワーや、香気や、気品がない。あるいはその作品と相性が悪いか、鑑賞者自身に作品のパワーを感知する受信機がない。仮に受信機が劣化していても、優れた芸術作品は休眠していた美意識に点火して、衝撃を引き出す。
人生で重要な出会いが三つある。一は人間、二は場所(自然)、三が文化である。出会いは時間、空間共に静止していてはあり得ない。それも場所や時間の方から移動してくることはない。だが、文化は人と共に先方から移動してくることがある。和田氏とはまさにそんな出会いであった。
まず、和田義彦という人物と知り合い、そしてその作品に触れた私はラッキーであったというべきであろう。和田氏が作品を背負って私を訪れ、そして私が和田氏の作品世界の虜になってしまった。
以後、私の作品と和田氏の作品が合体して、成(チン)吉思汗(ギス・ハーン)の生涯を描いた『地果て海尽きるまで』や、新聞小説『正義の基準』以下の拙作において和田作品と合体した。文字で表現していた私の作品世界が、和田作品によって視覚的(ビジュアル)に再表現されたのである。文字では正確に表現できない色彩と、形象による絵画宇宙に拡大されたのである。
重厚でエネルギッシュな画風は、和田義彦の人生の反映であり、その配色と、圧倒的な破壊力を秘めたダイナミックな熱感は、一見、マイルドな和田氏の人柄に秘められている無量の情熱の火照りであろう。
和田氏の作品から犇(ひしめ)き立つドラマチックな群像や、劇場的な構成は、異次元の世界でありながら、現実の街角のドアを開けば、どこにでもありそうなリアリティを感じさせる。和田作品の物語性に富んだ深い謎は、鑑賞者のだれにも心当たりがありそうな現実的な空間に通じているように見える。それも尋常ではない光景でありながら、既視感(デジャビュ)をおぼえるのである。
作者と受け取り手の人生の共通項、初めての出会いでありながら記憶を刺激し、忘却の瘡蓋(かさぶた)を引き剥がそうとする。
その和田氏がこれから創作されるであろう大作が北京へ移動する。北京の三潴画廊の広い空間に、『悪魔の飽食』を画題とした新作や大作、エロスを根源に裸婦に絞った『錯乱』『赤い部屋』『静物画』、また和田個展に欠かせない犬の作品、『チンギス・ハーン』六点、デッサンなどを加えて、計三十四点を展示するという。
ゴッホがレンブラント作品から、初期に影響を受けた「夜更けに灯火のような色彩が光り輝く」という言葉が和田氏の印象に残り、イタリアでバロック時代を研鑽し、明暗のコントラスト、グラデーションなど、時に鮮やかに、時に激しく表現する多彩なリズムから学びとった色彩の演奏を、東洋的な題材が多い北京の個展に、色彩を抑制して表出したいと述べておられる。
つまり、絵画の音楽化のような感じである。
青天の霹靂(へきれき)のような事件を乗り越えた和田画伯が、表現の場所を北京に移した新作、大作の個展が、どんな新しい表現を生むか。
芸術は表出しただけでは意味がない。これを受け取る者がいて、初めて表現が完成する。つまり、作品と人間の出会いが新たな文化を生むのである。
芸術は無限の可能性に富んだ世界である。和田義彦が新たに挑戦する北京の個展は、まさに深みゆく夜を彩る無数の灯火のような色彩が、光り輝く和田画伯の新たな可能性を開示するであろう。


     

2010年10月「円鳥洞画廊特別企画 和田義彦展」
Thanks for coming to Yoshihiko Wada One-man show.Gallery Encyoudou in Tokyo Marunouchi on October.12-22,2010.

会期:2010年10月12日(火)〜22日(金)
会場:円鳥洞画廊 (東京都千代田区丸の内3−3−1 新東京ビル2階)

 

     

2008年11月「東京セントラル美術館」にて和田義彦展開催
Yoshihiko Wada Exhibition(Tokyo Central Museum on Nov.24-30,2008)

「和田義彦氏再起個展に寄せて」
森村誠一(小説家)

和田義彦氏の西洋古典絵画を踏まえたエネルギッシュで重厚な作品は、日本絵画を見なれた人は消化不良を起こしそうなほどの迫力がある。
カンバスという二次元の平面に限定された和田作品の底知れぬ深さや、深海から噴き昇る燃える岩礁のようなダイナミズムは、一体どこからくるのか。奔騰する色彩と、洪水のようにひたひたと迫る圧倒的なパワーは、絵画の素養のない者にも肉薄してくる。
和田作品に描かれた人間群像や動物(主として犬)など、それぞれの存在を重厚に描き、そして人生につきまとう喜怒哀楽、明と暗、孤独と虚無、恐怖、不条理、エロス、生と死などを生臭く、ドラマティックに表現する。
私は和田作品から何度も小説のヒントを得た。和田作品には人生の時間と人間存在の根源的なエッセンスが煮つめられているように、私には映る。

和田義彦氏に降って湧いたような事件は、まだ耳目に新しい。真生の作者と名乗って現われたイタリアの画家は、和田氏と親交があり、その個展に際して祝辞を寄せていた。その画家が突如、和田氏の作品に対して自分の作品に酷似しているとクレームをつけてきた。
二人の間にどのような経緯があったのか、私は知らないが、構図は似ていても、色彩感覚、パワー、登場人物の繊細な表情、香り、物語性などがまったくちがうとおもった。
だが、事件は和田氏にとって不利に展開し、マスコミに袋叩きにされた。この不幸な事件を乗り越えての初の個展は、和田義彦の復活である。

絵画に限らず、本来、創作は一作一作が一期一会の作品であり、前作を超えなければならない。青天の霹靂のような事件を乗り越えての和田作品は、「天と地」の大作を含め、出品予定総数約八十点を集めて、和田作品の新世界を開くにちがいない。

およそ創作物の価値は、その作品のみによって問われる。作者や作品制作の経緯などは、作品さえよければどうでもよいという世界である。
作品は作者が生み出すものであるが、作品として生まれた瞬間から独自の生命を持つ。
優れた作品ほど、その生命と独立性が強く、作者を切り離してしまう。そして、作品が作者を離れて独り歩きして行くことが、作者の栄光なのである。
和田氏の不幸な事件を契機にして、前作をすべて否定し、圧倒するような新しい作品が誕生するであろう。私にはその生命の息吹が感じられる。
和田義彦の新作個展は、あらゆる可能性を伴う予感に満ちた空間となるであろう。

     

《過去の主な展覧会》
【ドラマとポエジーの画家―和田義彦展】
三重県立美術館、渋谷区松涛美術館、茨城県つくば美術館 2005年4月〜12月

【NHKハート展 出品】2005年

【両洋の眼―新美術主義の画家たち展 出品】
2000年,2001年,2003年,2004年,2005年 ※2004年河北倫明賞受賞

【国画会展 出品】
1966年〜1971年、1978年〜2004年

【個展】
東京・名古屋日動画廊 (1992年,1993年,1998年,2001年)
名古屋ギャルリーメチエ (和田義彦この十年の歩み展Part1.1990年,Part2.1991年)
東京自由が丘、一誠堂画廊 (1984年)
東京日本橋高島屋・名古屋丸栄スカイル (1983年)

【和田義彦、新作と森村誠一著作のための原画】
東京・名古屋日動画廊 (2001年)

【和田義彦挿絵原画展 森村誠一著『敵対狼群』】
東京日本橋、大阪なんば高島屋・名古屋丸栄スカイル 2000年

ほか出品多数


2005年渋谷区松涛美術館展オープニングパーティーにて。

 

Past Exhibitions

【One-man show】
Tokyo Central Museum (2008)
Mie Prefectural Museum
Shibuya Ward Syoto Museum
and Ibaraki Prefectural Tsukuba Museum (2005)
Gallery Nichidou in Tokyo and Nagoya
(1992,1993,1998,2001)
Gallery of Nihonbashi Takashimaya
in Tokyo and Maruei in Nagoya.(1983,2000)
Gallery Mechie in Nagoya (1990,1991)
Gallery Isseido in Tokyo (1984)

【Group Exhibitions】
NHK Heart Exhibition (2005)
Country Picture Association Exhibition
(1966〜1971 , 1978〜2004)
Ryouyounome-Painter Exhibition (2000〜2005)

Etc.